ごめん、ゲームじゃないんだ。
アメコミはMARBELよりDCのほうが好きだ。
そして、スーパーマンよりバットマンである。
「DARK KNIGHT」もいいんだけど、「ARKHAM ASYLUM」の悪夢を見せられているような雰囲気。
このダークさが理想。
The Life and Opinions of Bunzo Ayase, nighthawk
ごめん、ゲームじゃないんだ。
アメコミはMARBELよりDCのほうが好きだ。
そして、スーパーマンよりバットマンである。
「DARK KNIGHT」もいいんだけど、「ARKHAM ASYLUM」の悪夢を見せられているような雰囲気。
このダークさが理想。
著者の描く世界が独自のものでありながらリアリティがあるのは、細密画のように描き込まれた鳥や植物や鉱石などのディテールのためだけではない。
登場人物が自然にその世界のルールに従って行動するという点。
見方を変えれば、人物の中に活きている価値観として表現できているからこそ、リアルに感じられるのだろう。
本作では支配民族と差別弾圧される民族との対立が描かれるが、よくある反逆や革命の物語にはならないから、派手な展開を期待する向きには面白くないかもしれない。
とはいえ、一方の主人公であるロベランが内なる嗜虐性にとらわれていく様には鬼気迫るものがある。
最終的に作者の性善的人間観へと物語は収束していくので後味が悪くなることはなかった。
今日は、日本人は働くことを「ストレスと時間をお金に換えること」と考えている、という話を聞いた。
また、自分の会社のことを「好きだ」と答える人は40%しかいない、という話である。
ふむ、おれは典型的日本人だな。
「働いたら負け」だとは思わないが、「働かなくてすむなら勝ち」だとは思っている。
どうして日本人はこうなってしまったのか、という問いの立て方はきっと間違っているだろう。
日本人というのは元々こうなんじゃないのか。
よく、日本人は時間に正確だって言うけど、そんなの明治維新以降の話で、それまでの日本人は外国人から時間にルーズだって散々言われていた。
時間に厳しくなったのは明治政府による強制であって、それ以来ずっと日本人はストレスに感じているんじゃないか。
今年は明治維新から150年です、という話も今日は出ていた。
つまり、僕らは本質では怠け者なのに、働かないと生きていけないという強迫観念にかられて1世紀半も生きてきたということだ。
そういう無理は社会的病理となってどこかに出てくるにちがいなく、ニートなんてのはむしろ健全な先祖返りでしかないのかもしれない。
厳秘事項であった「アクセラレーション・ブースト」の情報が漏洩した件について、今日は組織中央の執行委員から査問を受けた。
私の場合、誰かに漏らすどころか、「A/B」のことなどすっかり失念していたぐらいなのだが、委員にはなかなか信用してもらえなかった。
漏洩ルートとしては私を含めて三本ぐらいしか考えられないとのことで、実際まだ疑いは晴れていないようである。
もっとも、ネットに上がっている情報を見る限りではまだ、「A/B」について、そういったものがあるらしいという程度のことしか出回っていないようだ。
幸いなことに、四年前の「A/B」の実証実験については誰も言っていない。
おそらくあの実験の失敗のことはまだ漏れていないのだろう。
あれのせいで第三次侵Mが頓挫し、「A/B」抜きの第四次が開始されて久しい。
もはや誰も「A/B」になど見向きもしないと思っていたが……。
結局、上層部がSとその仲間だけに責任を押しつける形で収拾を図ったそのツケが、今回の漏洩事件なのではないか。
委員が帰ったあと、RとOに連絡を取ってみたが繋がらなかった。
私にはまだ自覚症状はない。すべての被験者に同じ結果が訪れるとは限るまい。
「小説家になろう」に投稿している自作品をTwitterで宣伝している。
何もしていなかったときより、pvもユニークも増えているし、部分別の数にも違いが見られる。
そりゃ、泡沫作家たる綾瀬文蔵ですから、増加したってたかが知れているのだが、今日何げなく読んでいた「なろう」のエッセイに、Twitterを利用して宣伝をしても効果はないというようなことが書かれていた。
その根拠というのが、ツイートに対してどのくらいのリアクションがあったのかということは「アクテビティ機能」を通じて確認できるでしょ、ということだった。
ツイートのエンゲージメントにおいて、「ツイート内のリンクが何回クリックされたか」をインプレッションの総数と比較すれば微々たるものにすぎないというのである。
たしかにそうなのだ。
いつもエンゲージメントを見て、なんだ、これっぽっちしか読みに行ってくれてないんだ、とは思っていたのである。
が、他人から言われると素直にうなずけない天邪鬼なので、ちょっと考えてみた。
今、Twitterで綾瀬文蔵のプロフィール下に固定されているツイートのインプレッションは4,289回、ツイート内のリンクをクリックした回数は3回である。
なんと、0.07%! 少な!
レスポンス率の高いツイートでも2,296回に対して8回だった。およそ0.3%である。一般的な感覚としてとても多いとは言えない数値だ。
が、しかし、だ。
これを少ないと言ってしまうのは、仕事でDMを打ったり、折込チラシを入れたりしたことがないからだね。
折込チラシの反響目安は、0.01~0.3%程度と言われている。つまり、チラシ10,000枚で1件から30件なのだよ。
たかが1%だって夢みたいな数字なんだ。1%もレスポンスが期待できるのなら、誰も広告に悩んだりはしない。
でも、「なろう」の小説なんてタダじゃん、という反論はあるだろう。タダなんだから、もっと反応があってもいいはずだ、ということだね。
ごもっともではあるのだけれど、タダでも「時間」は消費するのだということを考慮に入れてほしい。読む人は自分の時間を作者に提供しているのだと言ってもいい。
読む人は自分の時間と作品を天秤にかけて見合うかどうか判断しているのであって、決してノーリスクの選択なんかではない。
しかも、チラシを数千枚作って新聞に折り込む費用を考えてみてほしい。Twitterはたかが140字、しかも発信するのはタダなんだぜ。
0.001%でもレスポンスがあれば十分ではないですか。世の中そんなに甘いものではないのです。
はじめまして。
綾瀬文蔵と申します。
深夜に生きています。