マカロニウエスタンを見た日

高校生のころ、あまりに安いんでハンバーグは猫肉だという噂の立った洋食屋へ行ったら、メニューに「マカロニインディアン」てのがあった。
マカロニウエスタンからの連想でイタリア風のネイティブアメリカン料理だろうかと思って注文したら、マカロニをカレー粉で炒めたのが出てきて愕然とした覚えがある。

ああ、そうか、インディアンは本来そっちか、と納得したものの、それならマカロニウエスタンは西部劇風伊映画だよなあ、と思った。

もっとも、イタリア製西部劇でも西部劇風イタリア映画でも大した違いはないだろう。
だいたい、マカロニウエスタンの嚆矢とされる「荒野の用心棒」にしてからが黒澤明の「用心棒」のパクリだったわけで、そうなるとイタリアとアメリカのみならず日本までごちゃ混ぜになっていることになる。
じゃあ、それが悪いかというと、そんなことは全然ないのだ。
むしろ、全編をムラなく覆っているインチキ臭さがマカロニウエスタンの魅力だ。

で、何げなく昼間テレビをつけたら、これをやっていたので思わず見てしまった。

ジュリアーノ・ジェンマとリー・ヴァン・クリーフ。
このリー・ヴァン・クリーフがすごく良い。
とてもよくできたストーリーだが、敵役のガンマンをヴァン・クリーフがやっていなかったら、さてどうなっていたことか。さすがリヴォルバー・オセロットである。

作中、ガンマン十戒というのが出てくる。

教訓の一 決して他人にものを頼むな。
教訓の二 決して他人を信用するな。
教訓の三 決して銃と標的の間に立つな。
教訓の四 パンチは弾と同じだ。最初の一発で勝負が決まる。
教訓の五 傷を負わせたら殺せ。見逃せば自分が殺される。
教訓の六 危険な時ほどよく狙え。
教訓の七 縄を解く前には武器を取り上げろ。
教訓の八 相手には必要な弾しか渡すな。
教訓の九 挑戦されたら逃げるな。全てを失う事になる。
教訓の十 皆殺しにするまで止めるな。

これ、どこかで使ってやろうと思う。

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